1947-09-29 第1回国会 衆議院 外務委員会 第10号
第一は、講和會議開催の時期の問題でありますが、もとより平和條約というものは、祖國の興亡の運命を決定するものにして、われわれ八千萬國民の最大關心事であります。國民はひとしくこの裁きの到來を凝視しているわけでありますが、新聞報道などによりますと、すでに豫備會議の開催の運びとなつておる。順調に進めば來春の四、五月ごろには、講和會議が行われるのではないかというような豫想などもあるようであります。
第一は、講和會議開催の時期の問題でありますが、もとより平和條約というものは、祖國の興亡の運命を決定するものにして、われわれ八千萬國民の最大關心事であります。國民はひとしくこの裁きの到來を凝視しているわけでありますが、新聞報道などによりますと、すでに豫備會議の開催の運びとなつておる。順調に進めば來春の四、五月ごろには、講和會議が行われるのではないかというような豫想などもあるようであります。
調査の目的は、講和會議は現在日本の直面する最大關心事でありますので、講和會議に關する諸問題を研究調査するところにおきたいと思います。調査の方法は官民各方面よりの意見の聽取及び資料の要求ということにいたします。調査の期間は本會期中といたしたいと存じます。これにつきまして皆様の御意見を承りたいと思います。